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この新技術のカギになるのは、コムギの胚芽から抽出したリボソームです。リボソームは細胞内のタンパク質製造工場であり、合成したいタンパク質の設計図であるmRNAとタンパク質の原料となるアミノ酸を試験管内で一緒に反応させると、タンパク質が合成されます。
リボソーム不活化因子やRNA分解酵素などの除去に成功
無細胞タンパク質合成キットPROTEIOSは、コムギ胚芽からリボソーム不活化因子やRNA分解酵素等を除去することにより、高効率のタンパク質合成を可能にしました。これまで本技術を用いて合成を試みた分子量5千から18万ダルトンのタンパク質をコードする22種類の遺伝子についてはいずれもタンパク質の合成がみられ、そのうちの14種類のタンパク質については活性を保持していることも確認済です。
本技術の開発者である、遠藤弥重太教授(愛媛大学工学部)により開発された、新たな合成法である重層法(a
bilayer cell-free system)を用いて合成する場合、従来のバッチ法と比較して5〜10倍以上の高い収量が得られます。
DHFRでは反応液1mL当たり500〜700μgの収量を認めています。
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活性を保持していたタンパク質 = | | | Thionin(5
kDa), DHFR(18 kDa), Green fluorescent protein(27 kDa), Glutathione S-transferase(28
kDa), Ralyase(50 kDa), Luciferase (60 kDa), Mouse proteins(17 kDa, 48 kDa,
57 kDa, 58 kDa, 110 kDa), Fish protein(105 kDa), Bacterial proteins(26 kDa,
43 kDa) |
 反応時間に依存したDHFRの合成量

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